コラム

2021年の振り返り

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今年は、士業、特に同業者である弁護士の力になることに道筋を付ける起点となる1年になりました。

4年越しの裁判の結果が報道されたタイミングで、士業レスキューをローンチしたところ、立て続けに何件かのご相談とご依頼をいただくことができました。

これ以外にも、同業者のさまざまな局面に直面する機会がありました。

もちろん内訳やご相談内容は絶対に明かせないのですが、やはり当初の目論見どおり、いちばん悩みを抱えているのは弁護士でした。そして、異口同音に「誰にも相談できませんでした」とおっしゃっていたのが印象的でした。誰にも相談しにくいだろうなと思う内容もかなりあります。

この事業を始めるに当たってこれだけは意識しようとおもっていたのは、悩みに寄り添おう、相談してくれたこと自体に感謝しようということです。相談してくれる方もプロですから、おおよその見通しも付いてるケースが大半です。そしてその見通しが大きく誤っていることはほとんどありません。そんな中で私に相談いただくという意味を私自身が理解しようと心がけています。

ご相談者がプロだということでやりやすい面もあります。私は事前にできるだけ資料の提供と要点のまとめをお願いし、実際の相談ではこれらを事前に検討して臨むというやり方をしていますが、このような方法を取ることができるのもプロからのご相談だからです。また、相談者ご自身も、まとめる作業をすること自体で整理され、問題点も見えてきます。お互いイーブンに最善策を議論でき、よりよい結果を導くことも可能になります。

ホントはもっとブログを更新していかないといけないのですが、ご相談やご依頼内容を契機に更新すると、ご相談者からみたら「あれ?」と思われてしまうのではないかという不安があり、なかなか進んでません(反省)。来年はもっと情報をあげていきたいと思います。

士業の仕事は、一般の方々の不安を解消することで幸福の最大化を図る必要不可欠なものと、結構本気で信じています。その士業の悩みの下支えすることで、より広く幸福の最大化に貢献したいと考えていますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

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