士業レスキューとは

クライアントからの懲戒請求や損害賠償請求に対応するサービスです

士業(弁護士、司法書士、社会保険労務士、税理士、行政書士)は、依頼者の利益のため、必要な手続きを行い、ときには第三者と戦うことを業とする、文字どおり「サムライ」であることが求められる職業です。

しかしながら、結果がいつもうまく行くとは限りません。件数が多くなると、一定数、クライアントの意に沿わない結果となったり、業務上でミスをしてしまったりすることはどうしても避けられません。クライアントのための戦いがいつのまにかいわゆる「後ろから刺される」状態になり、「クライアントへの防戦」に転化することも十分に考えられるのです。

プロこそプロに依頼するべき

そんなとき、士業の皆さんはその解決を「プロ」に依頼できるでしょうか。
私は、所属弁護士会の綱紀委員を数年にわたって経験した中で、自身のトラブルを自身で解決しようとすることで、かえって紛争をこじらせてしまう結果になったケースを何件も見てきました。
また、弁護士や他士業の先生の懲戒請求の代理人となり、懲戒を免れたという経験もしてきました。
みなさんは代理人としてはプロであっても、当事者としてプロにはなれません。事案の見通しを客観視ししてくれる第三者は必要ですし、当事者の立場では言いにくいことが代理人の立場であるからこそ言えるということはよくあります。

クライアントとのトラブルは、自身の他の業務への影響は大きく、多大なストレスになります。
また、見通しを誤ると、業務の継続や資格の維持にも影響を及ぼしかねません。
プロに頼む大切さを知っている士業の皆さんだからこそ、自身のトラブルはプロに任せる勇気を持ってほしいのです。

みなさんを必要としている方々のために自分を守る

「懲戒請求を受けたときの代理人」となると、これまでどうしても知り合いや口コミに頼るところが大きかったのが現実でしょう。事案の性質上、この分野の専門性というのはあまり表に出てきにくく、評価の難しいところでもあります。
私がこのサービスを立ち上げたのは、本当に困っている士業の先生方を救いたいという思いからに他なりません。みなさんが国家資格を得られたのは、その能力を社会が必要としているからです。その資格を維持している限り、先生を必要としている方々のために働けるチャンスがあるのです。社会のため、将来のクライアントのために、今取るべき最善手を打っていきましょう。

弁護士 伊藤 諭(神奈川県弁護士会所属)